Where the light is

ビジョナリーワイフとギタリスト兼外資戦略コンサルタントの子育て/生き直し冒険記

産/育休後のパートナー復職に向けたオススメワーク

Hello world

今年のテーマは「発信」だったのに、気がつけば2ヶ月過ぎてしまったので、
もう強引にブログ等立ち上げてみました。最終的には多言語で書籍化される予定。
サイン会で世界一周するついでに、自分のライブツアーも重ねる予定。

 

復職してから、1年以上過ぎ、あっという間に娘は1歳半になりました。
育休レポートに続き、復職レポートも書いてみようと思っていたので、
そのコンテンツ、日々試行錯誤していることをパラパラと投稿してみます。
出し惜しみ無しで◎

 

春も近づいてきましたし、本日のテーマはこちら。
「産/育休後のパートナー職場復帰に向けた、
夫婦でのオススメワーク」

 

【復職後の終日スケジュールを夫婦で書き出して、お互い見比べてお話する】
という非常にシンプルなワークで、
赤ちゃんのお昼寝タイムに収まるコンパクトなものです。

 

プロジェクトマネジメント等々、
お仕事で身につけたスキルをフル活用して、
男性の皆様がリード頂ける内容になっております◎

 

背景 (Why?)

昨今の職場環境と保育園事情下では、時短勤務ではあっても、
いきなり週5日勤務に戻らなくてはならなかったりと、
パートナーが復職して共働きになると、生活が激変します。

 

家事・育児のみでも体力・気力をフル動員している所に、仕事も追加
保育園に預ける場合でも、意外と送り迎えや各種調整等に時間も取られるし、
予防接種対応や子供が熱を出した時には、仕事を休まないといけなかったり。

 

男性視点だと、仕事の波で、「今週はどうしても遅くなってしまう」という時も、
パートナーが育休している間は、なんとか吸収してもらうこともできましたが、
それも難しくなって、すぐに家族全体としてキャパオーバーになってしまったり。

 

復職後の生活に対し、不安要素を数え出すと切りが無いと思いますが、
もやもやとした不安の根本は「夫婦で意識が合っていないこと」
だったりするのではないかと思います。

 

かといって、「意識を合わせる」ってなんだ?になるので、
具体的かつ現実的にイメージができる1日のスケジュールを起点
復職前に、色々とお話してみるのがよいのでは、というのがこちらのワーク。

 

ワーク内容&ポイント (What & How?)

ワークの流れは、以下の3ステップ。

 

【ステップ1.夫婦それぞれで、復職後の想定終日スケジュール書き出し】
イメージが付きやすくなるように、私の描いたスケジュールはこちら↓
妻と話しながら色々書き足した後のバージョンです。

 

f:id:withorwithoutmusic:20160306152646p:plain

  • 縦軸に時間で、横に想定されるタスク&スケジュール
    (僕の場合は、紙が横広だったので、左側が午前・右側が午後と分けてみました)
  • 育児&家事、仕事、趣味等々、色分けもしてみると面白い
  • パートナーのスケジュールも想像しながら、お願いしたいことがあればプロット
  • とは言え、特に決まりもなく、とにかく想像がつく範囲で書き出してみる

 

【ステップ2.パートナーのスケジュールと見比べて、共通認識とズレを見える化

  • お互いのスケジュールを重ね合わせて、家族としての生活をイメージ
  • イメージしてみる視点とアクション例は以下の感じかと。
     - 片方の認識から抜け落ちているスケジュールはないか?
      ⇒ 相手がイメージついていなかったスケジュールをしっかり説明・共有
     - どちらか双方に無理がかかっていないか?
      ⇒ 役割分担見直し & 夫婦トータルで無理がかかっている場合、
       シッターサービス等の家族外のヘルプをお願いすることも検討
     - パートナーにお願いしたいことは何か?
      ⇒ 調整可能な所、お互いの譲れない所・優先順位を話し合ってみる

     
【ステップ3.復職後の家族の1日スケジュール作成 & 一歩一歩準備】

  • パートナーとのお話を含めて、家族全体のスケジュールを改めてまとめてみる
    # お互いのスケジュールがイメージできるようになっていれば、
    # もう一回書き直す必要はないかもしれませんが

  • 「人はすぐには変われない」ので、心構えや仕組み作り等、復職後のスケジュールにスムーズに移行できるように、事前に少しずつ、慣らし運転をしておく
    # 僕はこれが出来ていなかったので、結局バタバタし始めてから、
    # なんとかしようと奮闘することになったので、意識するのがオススメです

 

次にポイントとしては、以下3点。

 

【ポイント1.一筆書きしようとしない】
  最初からキレイなスケジュールを描こうとすると思考が固まりがちなので、
  まずは肩の力を抜いて書き出してみて、気軽に書き直すスタイルで。

 

【ポイント2.出来上がったスケジュールを"答え"として、厳守しなくてもよい】
  カチッとスケジュール通りになる日は滅多にないし、復職後、
  継続的に試行錯誤して、2人のスタイルを創り上げていくのかなと。
  でも、一度、現状認識を摺り合わせして、話し合うことが重要だと思います。
  # 外資戦略コンサルタントの仕事で、10~18時を"会社にいるコアタイム"とし、
  # 成果を出し続ける!という一見無謀なチャレンジ中の身でございます。


【ポイント3.ついでに、自分&夫婦の理想的な24時間に思いを馳せてみる】
  「なんだ、自分の自由な時間が全然ないではないか、グヌヌ(汗)」が、
  最初の感想かもしれませんが、(少なくとも僕はそうでした。。。)
  "自分視点から、家族視点"、"短期的タスクから、中長期ビジョン"
  思考を切り替えることが重要なのかなと思います。
  書いている僕もなかなか出来ていませんが汗

  「じゃあ、どんな家族生活だったら、ワクワク/穏やかになれるのだろうか?」
  等と、思いを巡らせてみて、小さなアクションを取ってみるのもオススメです。

 

想定ワクワク効果

 ・復職後の終日スケジュールの具体的イメージ段取りアクションが明確になる
 ・事務処理系の会話が多く必要になってくる中、しっかりお話できる。
  パートナーの価値観、優先順位を踏まえて、家族生活を考えることができる
 ・日々の生活のことから、中長期的に何をしたいのか、家族をどう創りたいのか、
  のビジョンに目を向けることができる 等々

 

最後に、皆様、
「産/育休後のパートナー職場復帰に向けた、夫婦でのオススメ xxxxx」の
イデア・経験談があれば、なんでもコメント頂ければ幸いです◎

 

結局、長文になりました。
こんな感じで、いつまで続くかわかりませんが、宜しくお願い致します。